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自転車ブギ

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2008年 02月 17日

BE-PAL


アウトドア雑誌の「BE-PAL」 が自転車特集。

もとから自転車ネタが多い雑誌ではあるけど、今回はメインの特集。
BE-PAL_a0098129_21515516.jpg

京都の銀輪さんとかも紹介されていました。

あちこちで自転車特集が組まれて、どちらかというと自転車カタログというか、モノ優先な特集が多くて、この特集もそういうかんじは否めないですが、全体的に色んなジャンルをまんべんなく特集していてバランス感は良好な気がしました。

ただ、自転車に限らないことですが、雑誌の特集とかあるいは世の中の風潮として「物欲礼賛」とまではいかないまでも「物欲肯定」感が強すぎる気がします。

アメリカに長くいた友人に聞いたんですが、アメリカ人がスノボやると大して良いボードとか使わないし、買ったらそう頻繁には買い替えないそうなんですが、日本人は一般的な傾向として、やたらと道具に凝って、なおかつ新しいモデルを欲しがるそうです。それで、そのわりに滑りに行く回数はけっこう少なくて、滑りも下手だったりするそうです。

そうだろうなー、という気がします。もちろんアメリカ人、日本人といってもひとくくりには出来ないわけですが、「モノ」に対する依存度が高すぎる感じがしてしまいます。モノ系の雑誌とか、やたら多いですし、「○○をはじめよう!」というときは「こういう道具をそろえよう!」みたいなことで、さほど必要性のなさそうなものまで紹介されていますし。何かをやる、ということより、何かを買うということのほうが優先されているような印象すら受けます。

アメリカ人はたしかに合理主義というか「使えればいいじゃん」みたいなかんじが強すぎると思うので、そういうところはついていけない気はしますが、それでも自転車だったら乗ったり、改造したり、そういう楽しみの部分にフォーカスできているのじゃないかと自分の知る限りは思うのです。改造というのも、やたらとパーツをグレードアップするのではなくて、いろいろと工夫して自分仕様にしていく、そんなイメージです。

厳密にはアメリカ人がどうなのかは、アメリカに住んでるわけじゃないのでわかりませんが、でも最近の日本の物欲優先なかんじはちょっと妙だなあとひいてしまいます。自分もモノは好きだし、買うことも好きな人間なので、人のことをとやかくは言えませんが、自戒をこめてという感じもあります。

それでも、ビーパルさんの特集が悪いわけではありませんので、良かったら見てみて下さい。

by goofy-ride04 | 2008-02-17 22:14 | 自転車


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